今夜の報道ステーションでWBC後のイチローの独占インタビューがあり、とてもいい話に感動ひとしおです。
最初、WBCが終わった感想を聞かれ、‘完結したな’と思ったとイチローが答えたとき、もしかしてもうイチローはこれを最後に次はないのかと感じたのですが、もしこのまま敗退したらもう次は自分から参加は表明できないと思ったそうです。
そしてなんといっても聞きたいのが決勝戦のあの延長のセンターを抜けるタイムリーの話でしょう。
その前の九回にダルビッシュが打たれ、同点に追いつかれたとき、流れが悪かっただけにサヨナラの可能性も考えていたと。外野からとにかくガンバレ
とひたすらエールを送っていたらしい。
しかし後続を三振に打ち取り、これでまた希望が持てたと。
そして・・・
延長で内川がヒットを打ちその後稲葉が一球で送りバンドを決め、いい流れで来ていた時、ん?待てよ確かランナーは二人いたか。。
続くムネリン。この愛嬌のあるムネリンは出番こそ少なかったもののいつもチームの中で声を出しムードメーカーであったらしい。
親交のあるイチローもよく見ていて、よしここでおまえが全部いいこと持って行けと思っていたのだが。。
イチローの思いも届かず、凡フライに倒れた瞬間から、‘来たか・・’とそしてそこからイチローはここで打ったらえらいこと。しかしその反対なら・・と雑念が入り、だいたいこういう雑念が入るといい結果は出ないものなのだが、あえてここに便乗していこうと思ったとのこと。
でイチローの自らの心のなかの実況中継が始まったのです。
ひとつひとつの行動にまず‘さあ、イチロー選手バッターボックスに入りました’てな感じで。
つまり自分の状況を客観的に表現していたのですね。
これは一見楽観的に見えるのですがその裏にはひとつ違うと限りない恐怖感との隣り合わせだったらしい。
その実況は五球目のファールまで続くのです。
そのファールはもうワンバウンドするくらいのボールをヒット出来ると思って打ったのがファールになったらしい。
この後ヒット出来なかった結果より、ボールをヒットに出来ると思った感覚があった時、そこで心の中の実況は‘そこで終わりました’とイチロー。
そして運命の八球目。
あの神がかり的な鮮やかなセンターヒットが生まれたのでした。
いや~、このまっちゃんのつたない文章で十分お伝えできないのが恐縮なんですが、リアルタイムでインタビューを聞かれていた方ならきっとイチローの独特の世界に感銘したことでししょう。
そしてもうひとつ感動秘話がありました。
イチローが連続ノーヒットが続いていた時、それでもイチローは誰よりも早く誰に告げることなく密かに打撃練習を行っていました。
みんながロッカーに入ったときにはすでにイチローはグローブやバットを持って戻ってくるのを見て不思議に思ったメンバーはやがて気付きます。
あのイチローさんになんとか態度で励ますことは出来ないものか。
そこで片岡ら若手三人が、ストッキングを見せるイチロースタイルを真似し始めたのです。
次第にイチロースタイルを真似する人は増えていき、とうとう最年長の稲葉も、イチローさんのためならとついに全員がイチロースタイルになったらしい。
これにはさすがにイチローも、ん?なんだかみんなの様子が違うなと気がついたそうな。
そしてついに13打席めのヒットが生まれたときの監督からベンチのみんなの喜びようったら、後で聞かされたイチローも‘これにはめちゃめちゃ感動しました。嬉しかった’
みんなが僕を守ってくれていたのだと。
もうこの話を聞いていてなんだか胸が熱くなりました。。
最後にムネリンがイチローに贈ったメールのことを話していました。
それには‘ますます(イチローさんが)好きになった。打てない時のイチローさんの姿を見て。。決勝のセッター前ヒットは本当に感動した。’と。
う~ん、なんだか分かるような気がするなぁ。
もう何も言う言葉がありません。
イチロー、そして侍ジャパンのみなさん、本当に素晴らしい感動をありがとう
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